農協でおまとめローンは利用できる?【低金利で人気なのは】
「農協おまとめローン」は聞いたことがないものの、「JAバンク」と聞けばピンとくる人もいるでしょう。
JAバンクのローン商品は、大手の銀行や消費者金融と比べると低金利で融資を受けられます。
そのため既に借金をしている人は、おまとめローンがあるとJAバンクを利用したいでしょう。
JAバンクのローンについて説明します。
この記事はこんなひとにおすすめ
今回ご紹介する記事は、こんな人におすすめの内容となっております。
- 農協でおまとめローンの利用を検討している人
- 農協のフリーローン・カードローンについて知りたい人
即日OK!審査通る?カードローン
カードローン | 実質年率 最短融資 | 特徴のまとめ |
---|---|---|
アイフル | 3.0%~18.0% 最短18分※₁ ※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 | ・初めてのご契約で最大30日間利息0円 ・事前診断で融資可能かチェックできる ・原則、自宅・勤務先への連絡なし※₂ ※₂審査状況により実施する場合があります。プライバシーに配慮し、担当者個人名で連絡します。 | アコム | 3.0%~18.0% 最短20分※ ※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 | ・業界№1の融資残高数 ・30日間無利息サービス ・アルバイト、パート可 |
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農協(JAバンク)は誰でも利用できるの?
農協(JAバンク)は、農業を営む人達のための金融機関であり、農業を営んでいなければ利用できないと思う人も少なくありません。
しかし、農協(JAバンク)で条件の良いおまとめローンを利用できるのであれば、これまで取引していなかった人も利用したいと思ってしまいます。
では、農協(JAバンク)は農業を営んでいない会社員など、誰でも利用できるのでしょうか。
組合員以外でも利用が可能
農協(JAバンク)は農業協同組合(JA)や、信用農業協同連合組合回(JA信連)、中央機関となる農林中央金庫(農林中金)のJAバンク会員で構成されたグループの名称です。
小規模で知名度が低いと思ってしまいますが、店舗数はメガバンクよりも多く、全国に8,000店舗ほど存在しています。
ローンの利用は農業従事者だけではなく、一般の人でも借り入れすることが可能ですが、地域ごとのJAが定める条件を満たす方が対象で、JAバンクが指定する保証会社の保証を受けられることが条件のひとつです。
JAバンクは主にフリーローン、カードローン、住宅ローン、マイカーローン、教育ローン、JA農業融資などの融資を行っています。
ただ、融資の内容は各地域のJAバンクごとで変わるため注意が必要です。
住んでいる地域にJAバンクがあるのであれば、検討材料のひとつにしてみるのもよいでしょう。
農協(JAバンク)のおまとめローンの特徴
JAバンクは農家の人だけでなく、誰でも利用できることがわかったと思います。
次に疑問に思うのは、どのようなおまとめローンを利用できるのかだと思います。
結論を先に言いますと、JAバンクではカードローンとフリーローンの2商品でおまとめが可能となっています。
では、それぞれの特徴をこれから見ていきましょう。
JAネットローン「カードローン」でおまとめ可能
農協(JAバンク)ではおまとめローンとしての商品は取り扱っていません。
その代わり、JAネットローン「カードローン」の条件にあえば、おまとめローンとして利用することができます。
ただ一口にJAバンクネットローン「カードローン」といっても、地域によって金利も融資上限額も違ってきます。
そこで今回は神奈川県JAバンクで取り扱われているJAネットローン「カードローン」の特徴をみていきましょう。
神奈川県JAバンクで取り扱うカードローンの特徴
神奈川県JAバンクのカードローン融資対象は、満20歳以上満70歳未満の、営業エリア内に居住している、あるいは勤務先がある人です。
融資額は10万円以上500万円以下で、金利は9.2%~11.6%の変動金利で、これには保証料として年2.3%~4.7%が含まれています。
利用目的は「生活に必要となる一切の資金」とされているため、金額次第でおまとめローンとしての利用も可能でしょう。
返済方法は毎月12日に、JAバンクの口座から自動引き落としされます。
返済額は借入残高に応じて代わりますが、50万円までは月々1万円です。
もちろん通常の返済のほかに、任意で入金して返済に充てることもできるので、お金に余裕があるときは積極的に任意返済をするのがおすすめです。
なお三菱UFJニコス(株)が保証会社となっているので、保証人や担保は必要ありません。
カードローンの取扱いがない地域もある
JAバンクは地域によって取扱いが異なるため、場所によってはカードローン商品自体を扱っていないエリアもあります。
その場合は、JAネットローン「カードローン」を利用して借金をまとめることはできません。
JAバンクには、カードローンのほかにフリーローンも取り扱っています。
しかしこちらの商品は融資の利用目的に「負債整理資金等は除く」と注意書きがされているため、おまとめローンとしての使用はできません。
担当のJAバンクにカードローン商品がない場合は、銀行や消費者金融のおまとめローンを検討してみるとよいでしょう。
JAネットローン「カードローン」の申し込み手順
JAバンクのカードローンは、他の金融機関と比べても上限金利が低く、おまとめローンとして利用するのに適しています。
ここでは、カードローンを利用するための手順を紹介していきます。
365日24時間インターネットから仮申込み受付
JAネットローン「カードローン」への申し込み方法は、インターネットから365日24時間いつでも仮申込みをすることができます。
ただしJAネットローン「カードローン」は、地域によって利用できない場所もあるため、まずはどこのJAバンクが担当になるのかを知ることが先決です。
公式サイトからは商品ごとに郵便番号を元にして、対応してくれるJAバンクが表示されますが、もし取扱商品でなければ、検索できないようになっています。
カードローンを取り扱っているようであれば郵便番号を入力後に、具体的に最大融資額や金利などが書かれた専用サイトが表示されます。
そこから仮申込みへとすすみ必要事項を入力した後、受付と入力内容を確認するために自宅、または勤務先へ電話がかかってくるので覚えておくとよいでしょう。
その後仮審査に通れば来店して正式な契約となりますが、契約に際しても地域差があり来店不要で契約することができるJAバンクもあるため、契約に来店が必要かどうか確認しておきましょう。
気になる審査の基準
農協(JAバンク)で融資を受ける場合、JA組合員は優遇されることもあるという噂を耳にしたことがある人もいるでしょう。
しかし、一般人が利用する場合でも審査内容はさほど変わりません。
ただ農業をしている人は高額のトラクターや田植機など、農業を営む上で必要な機械があることから、審査基準が一般人よりも緩くなりやすいです。
JAローンは低金利が魅力として人気があります。
消費者金融や銀行は「利益を得るために融資する」のに対し、JAバンクは「農業従事者を支えるために融資する」ため、多くの人に融資することはしません。
審査内容は銀行と同じであるため、既に他社で2社以上借り入れしている状況だと、審査に通ることが難しくなります。
JAバンクのローンだけでなく、一般的なカードローンの審査にスムーズに通過するために必要とされる主な条件を4つ挙げます。
- 年収は200万円以上
- 他社からの借金は2社以内
- 今までの返済に遅れがみられない
- 返済に問題が生じたことがなく信用情報がクリーン
安定した収入と延滞などのない正しいローンの使い方をしていれば、高額な融資を望まない限り、審査に通過することができるでしょう。
JAネットローン「フリーローン」もおまとめローンとして使える
JAバンクにあるフリーローンも、カードローンと同様におまとめローンとして利用できます。
資金使途には「他金融機関・信販会社等から借入中の各種ローン借換資金と借換に伴う諸費用についても対応可能」と明記しているほどです。
JAネットローン「フリーローン」のスペック
JAバンクのフリーローンの融資額は10万円以上500万円以内であり、1万円単位で必要な分だけを借りることができます。
金利は各JAバンクによって異なりますが、高い確率でカードローンよりも低金利で借りられます。
カードローンとは違い、フリーローンは一度に必要な分を借りて、それを返済していくだけの商品性となっていますので、途中で追加の借入をして返済が終わらないということがありません。
おまとめローンを利用する場合、完済することが第一の目的ですので、簡単には追加借入ができず計画的に返済していけるフリーローンは、最もおまとめローンに適している商品なのです。
JAのフリーローンは学生でも借りることは出来ますか?ちなみにアルバイトで120万円以上収入はあります。
引用:ヤフー知恵袋
フリーローンは地域によって申込窓口が違う
フリーローンについても、住んでいるまたは勤務している地域によって利用できるかどうかが異なり、申し込み窓口の違います。
利用できるかどうかは、申し込みの際に検索できますので、まずは調べることが先決です。
そのうえで、借入条件などを確認するようにしましょう。
神奈川県JAバンクで取り扱う「フリーローン」の特徴
神奈川県のJAバンクで取り扱っているフリーローンは、以下のような人が利用できます。
- 地域内に在住また在勤の方
- 借入時の年齢が満20歳以上65歳未満であり、最終償還時の年齢が満72歳未満の方
- 継続して安定した収入のある方
- JAが指定する保証機関の保証が受けられる方
収入や勤務形態の制限は設けられていませんので、パートやアルバイトなどの人でも申し込むことができます。
融資額は最高500万円であり、金利は固定金利と変動金のいずれかを選択できます。
固定金利は返済期間10年以内で6.9%~9.3%であり、変動金利は5.775%~8.175%と変動金利の方が低金利なのですが、返済の途中で金利が変わる可能性があることに注意が必要です。
※金利には2.3%~4.7%の保証料が含まれています。
毎月の返済日は自分で決めることができ、ボーナス返済の併用も可能(借入金額の50%以内)となっています。
フリーローンを保証する機関は、カードローンと同じ三菱UFJニコスであり、担保や保証人は原則として必要ありません。
カードローン金利よりも低金利で借りられる可能性が高いため、おまとめローンとして利用するならフリーローンの方がおすすめだと言えます。
JAネットローン「フリーローン」の申し込み手順
カードローンより好条件で借りられるフリーローンは、どのような手順で利用するのかということを紹介していきます。
仮申込み受付はカードローンと同じ
フリーローンも、JAネットローンとなっているように、仮申込みはインターネットで行うことができます。
流れはカードローンと同じですので、まずは窓口となるJAバンクを検索し、画面上の指示に従って入力していきましょう。
JAバンク(JA全農)のフリーローンは勤務先への在籍確認を行いますか?
引用:ヤフー知恵袋
申込条件
フリーローンに申し込むことができる人の年齢は、カードローンよりも低く設定されています。
収入や勤務形態、勤続年数に制限を設けていないことが多いのですが、申し込み条件は地域によって異なりますので、自分が利用できるところも条件をよく確認しましょう。
必要書類
フリーローンに申し込むうえで、必ず必要になるのが運転免許証などの本人確認書類です。
必要となる書類も地域によって異なる可能性がありますが、JA筑紫のフリーローンでは以下の書類が必要としていますので、他の地域で申し込む場合も準備しておくと良いでしょう。
- 運転免許証
- 健康保険証
- 源泉徴収票または所得証明書
- 印鑑
- 資金使途が確認できる書類(借換予定の利用明細書など)
これ以外にも、地域や審査の状況によっては追加で書類を求められることもあります。
保証会社
フリーローンを保証するのは、三菱UFJニコスや農業信用基金協会ですが、どこが保証をするとしても、申込者の信用情報に債務整理などの事故情報があると審査落ちは免れません。
また、他社借入や他社借入総額が多い、延滞しているなどでリスクが高いと判断されるような情報があると、審査落ちの可能性は高くなります。
JAバンクのフリーローンは低金利な分、厳しめの審査をしていますので、信用情報はできるだけクリアな状態を保ったうえで申し込むことが望ましいです。
農協でおまとめローンを利用するときの注意点
農協(JAバンク)のカードローンまたはフリーローンをおまとめローンとして利用する際、必ずJAバンクと保証機関の審査に通らなくてはなりません。
そのためには、これから紹介することに注意が必要になります。
なお、ここでの注意点はJAバンクだけでなく、他のおまとめローンに申し込む際も注意しておきたいことでもあります。
申込書の内容は正確に
「審査が厳しい」「どうしても審査に通りたい」という場合に、一部の人は申込書の内容を偽って申告します。
偽る内容は年収や他社借入・他社借入件数が多いのですが、収入は源泉徴収票を、他社借入の状況については信用情報を見ればすぐに嘘であることがわかります。
申込書の内容が実際とは違う場合、「この人は信用できない人」と判断されてしまいます。
また、故意ではなく、単なる間違い「入力ミスや記入ミス」による情報の相違についても、審査をする方にしてみればそれが故意なのか、それともミスなのかはわかりませんので、「偽っている」と判断します。
いずれの場合も、情報が異なっているということで審査落ちする可能性が高いですので、故意に偽ることはもちろん、入力ミスや記入ミスにも十分に注意しなくてはなりません。
同時に複数のローンの申し込みはしない
インターネットサイトに一括申し込みというものもありますし、時間があるときに複数のローンに申し込んでおいて、条件に関係なく審査通過したローンを利用するという人もいます。
しかし、複数ローンへの同時申込は、逆に審査落ちする確率が高くなります。
ローンに申し込んだという情報は、信用情報機関に照会すると記録されており、その記録を見ると同時申込かどうかはすぐにわかります。
同時申込が確認されると、審査側は「お金に困窮している」と判断し、審査落ちする可能性が高まります。
また、同時申込は「申し込みブラック」となるリスクもあります。
申し込みをする際は1つずつ行い、その結果が出てから次のところに申し込むようにしましょう。
借入総額や借入件数は少なくしておく
借入件数や借入総額が多いと、どうしても月の負担は多くなりますし、返済回数も多くなります。
これが原因で審査落ちすることも多く、できる限り件数・総額ともに少なくしておくことが望ましいです。
特に、借入先に消費者金融などの貸金業者がある場合、それを優先的に減らすことで、審査通過の可能性を高くできます。
また、利用していないカードローンやクレジットカードのキャッシング枠を解約することも有効です。
これらは契約していて限度額が設定されているだけで「借りている」と見做されます。
解約をすると借りているとは見做されないだけでなく、完済実績によって信用が高くなりますので、申し込みをする前にカードの利用状況や契約状況を確認しておきましょう。
おまとめローンを選ぶ際のポイント
最後に、おまとめローンを選ぶ際のポイントについて紹介していきます。
- 融資額が必要金額の範囲内となっているか
- 金利でメリットが得られるか
- 返済方法が口座振替になっているか
- 総量規制の範囲内となっているか(貸金業者の専用おまとめローン以外でまとめる場合)
借金をまとめるうえで、最も大事なのは「一度ですべてをまとめられるか」どうかです。
一部だけのおまとめでもそれなりにメリットはあるのですが、やはりすべてをまとめてこそメリットを最大限に活かすことができます。
そのためには、利用しようとしているおまとめローンの融資額が、必要な金額の範囲内になっているかを確認しましょう。
そのうえで、現状の金利よりも低金利になるのかが大事です。
おまとめローンのメリットを最大限にするためには、現状ローンとの金利差が非常に重要であり、少しでも金利が低くなるようなローンを利用した方が良いです。
また、返済のしやすさや延滞のしにくさを考えると、返済方法が口座振替になっているものを選びましょう。
その他に、金利よりも審査の通りやすさを重視したい場合は、借入先を金融機関ではなく消費者金融にするなど、自分が何をおまとめローンに求めるかによって選ぶことで、より良いおまとめローンに出会えるはずです。
まとめ
農協(JAバンク)のカードローンやフリーローンは、借金をまとめるといった利用ができますが、地域密着型の金融商品であるため、住んでいる地域によってサービスの内容にどうしても差が出てしまいます。
申し込みを希望する場合は、どういったサービスを受けられるのか、近くのJAバンクに確認してみることをおすすめします。
タグ:その他金融業者
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